沖縄バスの路線バスは沖縄交通の要

沖縄バス株式会社は、沖縄を代表するバス会社で、1950年に創立し本社は沖縄県那覇市の泉崎にあります。営業は、路線バス、定期観光バス、日帰りバスツアーや企画ツアーに加え、貸し切りでのバスのチャーターもできます。沖縄バスの路線バスでは、てだこ線が2007年12月20日より運行を開始し合計32系統のバス路線を抱え、沖縄本島の全域を網羅して交通の要となっています。
中でも、沖縄バスが2005年2月より運行を始めた、片道運賃100円の首里城下町線(系統番号8番)では、モノレールの首里駅とも接続していて、地元の地域の方達の日常の足として通勤通学およびお買い物などの利用や、首里付近の観光にもとても便利です。
沖縄バスの路線バスの乗車方法は乗るときに整理券を取って、降りるときに料金を払う後払い運賃制ですが、首里城下町線では、乗車時に料金の100円を払い、後ろのドアから降りる先払い運賃制となっています。また沖縄バス首里城下町線の時刻表については、日中であれば10分から35分に1本の割合で朝と夕方については比較的頻繁に運行していて不便はないでしょう。

見どころ満載!沖縄バスの観光バス

沖縄バスには、定期観光バスのツアーとして、沖縄戦の激しい戦いの痕跡を残す南部戦跡巡りと東洋で最も長い鍾乳洞の玉泉洞を廻る『Aコース』と、世界最大級の美ら海水族館のある海洋博公園と琉球王国ゆかり地や世界遺産である今帰仁城跡を中心に廻る『Bコース』の2つのコースがあります。乗車場は、那覇バスターミナルより北にある沖縄バス本社の近くです。
・Aコース 料金:大人4800円、小人3000円 時刻表:9:30、13:00 所要時間:6時間
・Bコース 料金:大人5400円、小人3200円 時刻表:8:45 所要時間:9時間15分
沖縄バスでは、定期観光バス以外にも企画バスツアーとして、那覇市内の『市内世界遺産めぐり』と、沖縄本島の中部を周る、『中部いいとこ巡り』の2コースがあります。季節によってもいくつかの企画ツアーや日帰りバスツアーが実施されていることもあります。また、団体向けに貸し切りバスも60人乗りの大型バスから、24人乗りのマイクロバスまで沖縄バスでは用意されています。

沖縄バスが運行するスカイバス那覇

沖縄バスは、2007年の10月よりスカイバス那覇の運行を開始しました。スカイバス那覇は、ジェーティービー沖縄株式会社が旅行企画と実施、沖縄バスも参画するスカイバス那覇まちづくり実行委員会が運営し、運行を沖縄バスが受け持っています。スカイバス那覇の特徴は、屋根が開いた開放的で見晴らしの良いオープンバスで、真っ赤な車体が目印です。コースは那覇市内の観光地を巡る『那覇市内1周コース』が2008年1月14日まで運行され、2008年1月18日からは、沖縄本島の中部、北部の海を中心とした南国情緒をたっぷり味わえる『中北部周遊コース』が運行され、今後の企画も楽しみです。乗車場はおもろまち駅前広場のDFSギャラリア沖縄前となっており、沖縄バスの定期観光バスとは異なりますので、注意が必要です。
・那覇市内1周コース 2007年10月1日〜2008年1月14(毎日運行)
 料金:大人1500円、小人1000円 所要時間:45分
 時刻表:10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、19:00
・Bコース 2008年1月18日〜3月31日(毎日運行)
 料金:大人3500円、小人2500円(食事つき大人6500円、小人5500円)
 所要時間:10時間10分 時刻表:8:20 

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